お笑いコンビ「ピース」としてブレイクし、芥川賞受賞作『火花』で作家としても高い評価を受けた又吉直樹さん。
そんな又吉直樹さんの実家や、父親と母親との関係が、文学的才能にどのような影響を与えたのかなど、家庭環境にも注目が集まっています。
今回の記事では、又吉直樹の実家(大阪府寝屋川市)を中心に、父親と母親の職業やエピソードなどもご紹介していきます。
又吉直樹という人物の原点に迫ってみましょう!
又吉直樹(またよしなおき)のプロフィール!年齢や身長や学歴は?
又吉直樹さんのプロフィールをご紹介します。
- 本名:又吉直樹(またよしなおき)
- 生年月日:1980年6月2日
- 年齢:45歳(2026年2月現在)
- 出身地:大阪府寝屋川市
- 身長:164cm
- 出身:北陽高等学校・NSC東京校5期
- コンビ名:ピース(相方・綾部祐二さん)
- 事務所:吉本興業
- 趣味・特技:サッカー・読書・散歩
又吉直樹さんは、お笑いコンビ「ピース」のボケ担当であり、作家としても活動する芸人です。
1999年に吉本総合芸能学院(NSC)東京校を卒業し、2003年に綾部祐二さんと「ピース」を結成。
2015年には小説『火花』で第153回芥川龍之介賞を受賞し、芸人初の芥川賞作家として注目を集めました。
現在も芸人・作家として幅広く活動しています。
又吉直樹の実家は大阪府寝屋川市!
又吉直樹さんの実家は大阪府寝屋川市にあります。
又吉は大阪府寝屋川市に生まれ、姉2人の5人家族で育った。当時は四軒長屋の文化住宅で、部屋は2人の姉と同室だった。
引用元 週刊現代ビジネス
寝屋川市は大阪のベッドタウンとして知られる穏やかな住宅地で、生活感のある街並みが広がる地域です。
また本人はインタビューで、当時の家庭について次のように語っています。
実際に僕の家は裕福ではなかった。玩具の類は一切なかった。一日中、紙に絵を描いて過ごす日もあった
引用元 週刊現代ビジネス
少年時代は親戚から譲り受けたファミコンがあった程度で、玩具はほとんどなかったそうです。
それでも、又吉さんは親に気を遣い、欲しい物をねだることは決してなかったと語っています。
こうした寝屋川市での質素な家庭環境は、物に頼らず内面と向き合う時間を自然と増やしたと考えられます。
日常の中の違和感や人間の機微を丁寧にすくい上げる現在の作風は、この実家での体験が大きく影響しているのかもしれません。
又吉直樹の父親の仕事は水道設備の職人で母親は看護師!
又吉直樹さんの父親の仕事は、水道設備の職人、母親の仕事は看護師をされていました。
父親・己敏(つとむ)の職業は水道設備の職人!沖縄県名護市出身!
又吉直樹さんの父親は、又吉己敏(つとむ)さん。
沖縄県名護市汀間区出身で、水道設備の職人(配管工)として働いていました。
職人気質で厳格な一面を持ちながらも、家族思いの父親だったといわれています。
又吉さんはインタビューで、幼少期の印象的な出来事を語っています。
6歳のころ、父親の実家がある沖縄で開かれた親戚の宴会でのこと。
父・己敏さんが三線に合わせてエイサーを踊っていると、周囲から「直樹も踊れ」と声をかけられました。
おどけて場を盛り上げた又吉少年でしたが、父親から返ってきたのは意外な言葉でした。
この出来事について又吉さんは後年、
調子にのると怒られること、大人も子供と一緒で嫉妬する生き物なんだと知った。親父からは自意識の在り方をずいぶん変えられてしまった
引用元 週刊現代ビジネス
と振り返っています。
父親の言葉は、単なる叱責ではなく「自意識」との向き合い方を教えるものでした。
過度に目立とうとせず、内面を見つめ続ける姿勢は、又吉作品に描かれる“弱さや葛藤を抱えた人物像”にも通じるものがあります。
なお、父・己敏さんは2023年に亡くなったことが報じられています。
母親・みよ子は看護師!鹿児島県奄美市出身!
母親のみよ子さんは、鹿児島県奄美群島・加計呂麻島勢里集落の出身です。
高校卒業後、「看護師になる」と決意して大阪へ渡り、看護師として働いてきました。
又吉直樹さんと姉2人の3人の子どもを育てながら夜勤もこなしていたという、非常に働き者の母親だったといいます。
その人柄については、看護関連メディアのインタビューでも語られています。
「お母さん(入院患者)がいない間、大変やろ。うちへおいで」
引用元 マイナビ看護師
入院患者の子どもを自宅で預かることもあったといい、家族に限らず誰にでも分け隔てなく接する優しさを持っていた人物だったことがうかがえます。
ゆたお母様、優しすぎる~!
こうした母親の姿勢は、他者の痛みや立場を想像する感覚を、自然と家庭内に育んでいた可能性があります。
又吉作品に描かれる“他人の弱さを見つめる視線”や、過度に断罪しない語り口は、みよ子さんの影響と無関係ではないのかもしれません。
また、姉2人が介護分野へ進んでいることも、家庭環境の影響を感じさせる要素の一つです。
家庭環境が文学的才能に与えた影響とは?
2015年に発表された『火花』は、売れない芸人同士の関係性を通して、才能・嫉妬・自意識といった繊細なテーマを描いた作品です。
物語に登場する人物たちは、決して強い存在ではありません。
むしろ劣等感や迷いを抱えながら、それでも芸人として生きようとする姿が丁寧に描かれています。
こうした「自意識との格闘」は、父から投げかけられた「調子にのるな」という言葉と無関係ではないでしょう。
また、他者の弱さを否定せず、静かに寄り添う視線には、看護師として献身的に働いた母の姿勢が重なります。
寝屋川での質素な生活、沖縄と奄美という南国ルーツを持つ家庭環境。
厳しさと優しさの両方に触れて育った経験が、孤独や劣等感を真正面から描きながらも、どこか温度を感じさせる作風を形づくったと考えられます。
又吉直樹さんの文学は、特別な環境から生まれたものではなく、芯の通った家庭の中で育まれた感性の延長線上にあるのかもしれません。
まとめ|又吉直樹の実家は大阪府寝屋川市!父親の職業は水道設備の職人で母親は看護師!
又吉直樹さんの実家は大阪府寝屋川市にあり、沖縄出身の父・又吉己敏さんと、奄美出身で看護師として働いた母・みよ子さんのもとで育ちました。
職人気質で厳格な父と、献身的で包容力のある母という対照的な存在は、又吉さんの人格形成に大きな影響を与えたと考えられます。
裕福ではない家庭環境の中で、サッカーに打ち込み、読書に親しんだ少年時代。
そこで培われた自己対話の姿勢や他者へのまなざしは、小説『火花』をはじめとする作品世界にも色濃く反映されています。
又吉直樹さんの文学の原点は、華やかな成功の裏側にあるのではなく、寝屋川での静かな日常と、父母から受け継いだ価値観にこそあるのかもしれません。
それではまたお会いしましょう!







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