日本テレビの社長として大きな注目を集めている福田博之(ふくだひろゆき)さん。
2025年1月1日、日本テレビ放送網および日本テレビホールディングスの社長に就任し、いまや“日テレの顔”ともいえる存在です。
しかし、そのキャリアをたどると、単なるエリート街道ではありません。
学生時代の熱いラグビー経験、入社試験で語った「ラグビーワールドカップを中継したい」という夢、そして数々の国民的番組を生み出してきた制作マンとしての手腕…。
福田さんのキャリアには、汗と努力、そしてチームを導く力がぎゅっと詰まっています。
日テレのトップを務める福田博之さんが、どんな道を歩んできたのか、徹底的にわかりやすくまとめてご紹介していきます。
福田博之(ふくだひろゆき)のプロフィール!年齢や出身地や学歴は?

- 生年月日:1961年7月9日
- 年齢:64歳(2025年12月時点)
- 出身地:東京都
- 現職
・日本テレビホールディングス株式会社 代表取締役社長執行役員
・株式会社日本テレビ放送網 代表取締役社長執行役員
・株式会社スタジオジブリ 代表取締役社長
日テレのトップを務める福田博之さんの学生時代から見ていきましょう。
福田博之の学歴は明治大学!
福田博之さんは、都立大泉高校から明治大学経営学部へ進学
都立大泉高校は、練馬区にある中高一貫制の公立共学校で、部活動においては、ラグビー部や野球部、水泳部などの運動部が盛んなことでも知られています。
大学進学実績としては、”GMARCH” “早慶上理“が多いのが特徴。
GMARCH:首都圏の難関私立大学である学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の頭文字
早慶上理:首都圏にある難関私立大学である早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学の4大学をまとめた総称
そして、福田さんが進学した明治大学経営学部の偏差値は、60.0~62.5と高く入学難易度が高い大学となっています。
高校・大学ではラグビー部に所属
高校・大学時代にはラグビー部に所属し、“筋金入りのラガーマン”として活動。
大泉高校ラグビー部は、関東大会に出場するほどのレベルだったそうです。
高校の練習がきつく、あれよりきつい思いはその後一度もしたことがありません。
引用元 https://pando.life/akids/article/193595
明治大学では、”MRC”というラグビーのクラブチームに入り活動していました。
福田さんが所属していたリーグでは、六大学(東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、立教大学、法政大学)のチームが活動しており、仲間たちとともに楽しくラグビーに打ち込んでいました。
練習は週4日という本格的な環境で、まさに“ラグビー漬け”の学生生活を送っていたそうです。
ラグビーをしてきた経験は、日テレ入社後に「それぞれの組織の間をつなぐ」チーム作りに生きたと語っていました。
テレビ局は部署によって仕事がまったく違います。バラエティ、ドラマ、スポーツ中継、報道と、それぞれやることが違います。(中略)
それぞれの力が合わさったところでチームの力になるというところは、ラグビーと重なっている気がします。
引用元 https://pando.life/akids/article/193595
福田博之の経歴は?日本テレビでラグビーワールドカップの中継を実現!

福田さんのキャリアで語られるのが「ラグビーワールドカップ中継を実現した」という功績
入社試験で語った「W杯中継をやりたい」という夢
入社試験の面接で、
と熱く語った福田さん。
その夢は配属後、30年以上の時を経て現実のものとなります。
日テレは、2007年以降のラグビーワールドカップの放映権を獲得。
中継の実現には福田さんが深く関わっていたとされ、“スポーツ × テレビ” の価値を広める大きなきっかけとなりました。
ラグビーワールドカップ中継を実現した背景
当時、大学ラグビーの人気はありましたが、日本代表はそれほど注目されていませんでした。
社内では反対の声もありましたが、福田博之さんは「続けよう」と言い続けたといいます。
2019年のRWCでは、歴史的快挙がおきます。
日本代表がスコットランド代表に勝った最後の瞬間視聴率が50%を超えていましたよね。20%を超えるだけでもすごいことなのに。
スポーツマンとしての熱意を仕事で形にした象徴的な出来事であり、福田さんのキャリアを語るうえで欠かせない功績となりました。
福田博之の経歴は?手掛けた人気番組と社内トップへの道!

福田博之さんは、数々の主力番組を手掛けながら、営業局から制作局・編成局へと着実にキャリアを重ね、日本テレビのトップへと上りつめました。
制作マン時代に担当した人気番組
代表的な番組は数多くありますが、その一部をご紹介します。
- 世界まる見え!テレビ特捜部
- 踊る!さんま御殿!!
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!
- 行列のできる法律相談所
- 1億人の大質問!?笑ってコラえて!
- 24時間テレビ「愛は地球を救う」
- 世界の果てまでイッテQ!
いずれも長寿番組・高視聴率番組ばかりで、福田さんの制作力・企画力・マネジメント能力の高さがうかがえます。
制作局長〜編成局長を経て社長へ
福田博之さんは、営業・制作・編成と多岐にわたる部署を経験し、着々と昇進していきました。
- 1985年:日本テレビ放送網入社。
- 2007年:営業局営業推進部長。
- 2014年:制作局長。
- 2016年:執行役員編成局長。
- 2023年:日本テレビ専務取締役
- 2024年:日本テレビ取締役副社長
そして、2025年1月からは以下の3つの社長を兼任しています。
“テレビ一本” のキャリアで社長へ上り詰めた人物という点も業界内では珍しく、その実力と信頼の厚さを物語っていますね。
まとめ|福田博之はラグビー部出身!W杯中継を実現させた日テレ社長の学歴と経歴がすごい!
福田博之さんは、スポーツマンでありながらテレビを愛し続けてきた“現場型の社長”。
ラグビーで育まれた団結力・粘り強さ、そしてテレビに対する情熱を武器に、日本テレビの中心人物としてキャリアを築き上げました。
- 東京都出身・1961年生まれ
- 高校・大学でラグビー部
- 入社時の夢「ラグビーW杯中継」を実現
- 多くの人気番組を担当
- 営業・制作・編成の経験を経て社長へ就任
これらの経歴や実績を踏まえると、福田さんが日本テレビの社長に抜擢された理由が自然と見えてきます。
今後、福田博之さんのリーダーシップのもと、日テレがどんな未来を切り開いていくのか――その舵取りにますます注目が集まりそうですね。
それではまたお会いしましょう!


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