2025年9月4日、俳優の山田孝之さんがNetflix(ネットフリックス)10周年記念のトークイベントで、日本の俳優のギャラを上げて欲しいと直談判したことが話題になっていますね!
Netflixは、アメリカの動画配信サービスの会社で、映画やドラマ、オリジナル作品など、多彩なコンテンツを世界中に配信しています。
その人気は年々高まっており、2024年には日本国内で会員登録者数が1000万人超え!
そんなNetflixに向けた山田孝之さんの訴えは、日本で活動するすべての俳優の胸の内を代弁しているのかもしれませんね。
実際、他国と比べて日本の俳優のギャラはどれほど安いのでしょうか?
気になりますよね!
それではさっそくですが、
山田孝之さんの発言と、Netflixの日本のギャラの相場がいくらくらいなのか、ハリウッドや韓国の俳優との比較などもご紹介していきます。
山田孝之(やまだたかゆき)がNetflixに直談判!
- 生年月日:1983年10月20日
- 年齢:41歳(2025年9月時点)
- 身長:169cm
- 事務所:スターダストプロモーション
2019年に山田孝之さんが主演を務めたNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』は、その年にNetflix国内視聴ランキングでトップに輝くほどの大ヒットを記録しました。
2025年9月4日、山田孝之さんがNetflix 10周年記念のトークイベント『Creators’ Spotlight(クリエイターズ・スポットライト)』に登壇。
この日登壇したのは、Netflixの歴代作品に関わった監督やプロデューサー、俳優といった制作陣。
この中で唯一の俳優として参加していた山田孝之さんは、
と切り出し、
「僕も過去に専属契約を結んでくださいよって言ったら、ひと笑いされて」と同じく登壇した大根仁監督がNetflixと専属契約を結んでいることにちなんで告白。「日本の場合、監督や脚本家の方とはちょっと違って、ちょっと無理ということで諦めました」と明かし、「日本の俳優ももう少しギャラをあげてほしいですね。CEOがいるのできょう言います」と直談判した。
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/dc631bcf525148542f36bcecc6f1cd154d240c02
この発言が大きな話題を呼んでいます。
Netflixのギャラの相場はいくら?テレビドラマの5倍?

日本の俳優のギャラは、いったいいくらなのでしょうか。
俳優のギャラは、知名度やキャリアによって大きく差があるのが現状です。
たとえば、新人俳優の場合は1回の出演料は5,000円~1万円程度。
一方、山田孝之さんのようなトップクラスの俳優になると、主演ドラマ1本のギャラが150~300万円程度とも言われています。
1クール10話の連続ドラマともなると、1,500~3,000万円と、なかなかの金額になりますよね!
制作費を見てみると、テレビドラマの場合、1時間の作品で平均3000万円ほどといわれています。
ところが、Netflixの1時間作品の制作費は、その約5倍で1億円以上!
そうなるとギャラも約5倍となり、Netflixの1時間作品の主演になるとギャラは1000万円を軽く超えることになります!
それでも、山田孝之さんが「日本の俳優のギャラが安い」と訴える理由はどこにあるのでしょうか。
日本の俳優のギャラは海外に比べて少ない?

山田孝之さんが日本の俳優のギャラが安いとNetflixに訴えた理由について、海外の俳優のギャラと比べてみました。
ハリウッド俳優のギャラは?
まずはハリウッド俳優のギャラと比較してみましょう。
ハリウッド俳優のギャラトップ3がこちらです。
- 1位:トム・クルーズ/『トップガン マーヴェリック』1億ドル(約154億円)
- 2位:ロバート・ダウニー・Jr/『アイアンマン3』7500万ドル(約115億円)
- 3位:『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのメインキャスト 30~50万ドル(約7600万円)
NetflixやAmazonなどが巨額なギャラを支払ってでも出演してほしいと願う俳優たちと、破格の契約を交わしています。
さすが、ハリウッドのトップスター!
桁が違いますよね!
韓国俳優のギャラは?
次にエンタメ産業を国家的に支援している韓国と比べてみましょう。
韓国メディア・文化日報記者のアン・ジニョン氏が自身のYouTubeで発表した内容を元に紹介します。
それよると、地上波やケーブルチャンネルでは、こちらの俳優が高額のギャラを得ているようです。
- ソン・ジュンギ
- イ・ジョンソク
- チ・チャンウク
- キム・スヒョン
- イ・ミンホ
彼らは、最高水準額となる1話あたり3億ウォン(約3000万円)をもらっているそうです!
韓国のドラマは全16話程度で構成されるので、ドラマ1本あたりのギャラは48億ウォン(約4億8000万円)という計算になりますね。
それに加えて、国外での人気がインセンティブとして加わるので、キム・スヒョンの『涙の女王』のギャラは1話あたり4~5億ウォン(約4~5000万円)になるそうです!
女優では、チョン・ジヒョンとソン・ヘギョが2TOPで、1話あたり2億ウォン(約2000万円)だそうです。
ハリウッド俳優のギャラは桁違いに高額なため比較は難しいのですが、日本と韓国、それぞれトップクラスの俳優のギャラを整理すると次のようになります。
日本のエンタメが大好きなわたしから見ても、これは悔しい数字です!
山田孝之さんは、こうも話していました。
「もちろん他の映画と比べてNetflixはギャラはいいです」と前置きしつつ、「ただ、やっぱり日本の俳優はまだ企業さんのCMに頼らないとという部分が事務所も含めてある」といい、「自分の磨いてきたスキルで本業でしっかりそれぐらいお金を稼げるように」と要望。
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/dc631bcf525148542f36bcecc6f1cd154d240c02
山田孝之さんが要望を伝えたことで、俳優の待遇が良い方向に向かうと良いですね!
まとめ|ネットフリックスの俳優のギャラを山田孝之が直談判!
ということで今回の記事では、
山田孝之さんの発言と、Netflixのギャラの相場がいくらくらいなのか、ハリウッドや韓国の俳優との比較などもご紹介しました。
- 山田孝之さんのNetflixイベントでの発言
- 日本の俳優のドラマのギャラ
- 日本の俳優のNetflixのギャラ
- ハリウッド俳優・韓国俳優のギャラ
俳優の収入が、韓国と比べて1/3ほどだったことがわかりました。
山田孝之さんの言葉にある「磨いてきたスキルで稼ぐことができる」ようになれば、もっと海外での評価が上がるのかもしれませんね。
それではまたお会いしましょう!
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